cloudy irony

track&rap&lyric by hack

雨上がりの水溜りに映る空模様は
未だどんよりと曇ったままで晴れることを知らない
街を染めるモノクロ 影のコントラスト
真っ黒な世界に今日も針を一つ落とし込む
閉め切った部屋の中は湿った空気で充満
心地良くも息苦しい場所が産む悪循環
冷静に進行する秒針に押されて 前を見ずに歩き出すと即行で躓く
無我夢中で刻み繋ぐ音のパッチワーク
ちぐはぐと変わるビート上へ愚痴を吐き出す
不甲斐無くもそれは曲となり、
誰かの耳へ届くことで少なからず僕は快感を得るのです
まるでエンドレスのように続く
朝と昼と夜を繰り返して上辺だけは大人になってた
頭浮かぶ数多はてなマーク達に翻弄され思考回路ショート寸前
圏外のアンテナ

過去現在未来繋ぐ連続性 流れ行く中でかきならすレイン
揺り篭から墓場へ続くレールの上走るちっぽけで朧げなサウンド
過去現在未来繋ぐ連続性 流れ行く中でかきならすレイン
揺り篭から墓場へ続くレールの上走るちっぽけで不確かなシャウト

不安や期待の中でふらふらの迷子
眩んだ視界にぼやけ映る歪んだ未来像
有耶無耶になりそう
空噴かしな理想は無数に分岐まるでフラクタルアート
深く吐く溜息が夕方の天気を吹き飛ばして
晴れやかにしてくれたら良いのに
曖昧な休日でもI got music ただ只管掻き鳴らす紅のアイロニー
欲張りな僕たちは他人には無関心 瞳を透かしペンで書き足す歌詞
所詮は後ろ向きで排他的なエゴイスト
放り出したままで未完成のセットリスト
巻き戻してリピート出来ない一度きりのセッションみたく 日々の一瞬を
大切に思えるような日常とは程遠い
酷く混濁した色彩で描く天邪鬼なコンダクター

雨のち雨 曇りのち雨 時に激しくも吹き抜ける風
雨のち雨 曇りのち雨 何処までも薄く伸びてゆく影
雨のち雨 曇りのち雨 時に頬を伝う涙 誰の為
雨のち雨 曇りのち雨 強く打ち鳴らせ土砂降りの雨




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